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  • 執筆者の写真ぷぺぽ編集長

ぷぺぽ誕生秘話 営業編

フリーマガジンは何で収益を得るかというと、広告です。

紙面に広告を出す代わりに広告費をいただくのです。


創刊号は自費で印刷するつもりでしたが、

次回以降広告をいただこうと思うと、創刊号にも広告を載せて

広告はこんな感じですよというイメージを持ってもらわなければなりません。


そこで、大の苦手である営業をしなければならないことに。


でも待てよ。

まだ創刊もしていない、名もないいち主婦が作ると言っているフリーマガジンを誰が信用するのだろうか…


絶望…


でもやるしかありません。

名刺を作り、8ページの見本誌をカラーコピーで制作しました。

それを持っていざ飛び込み!!


飛び込みは勇気がいるんです。

新卒で就職した会社では鬼のように飛び込み営業をさせられトラウマになっていたので

足がすくむのをぐっと堪えて、飛び込みました。


初めて飛び込んだところは、アポもなく突然やってきた私の話を座ってじっくり聞いてくださいました。

まさか座って話ができるなんて思ってもいなかったので、逆に焦る。


創刊号は広告を載せることが目的であって利益を得るつもりはなかったので

破格の設定でした。


見本誌を見せながら説明したところ、じゃあ1ページ出してみようかな。とその場であっさり。


びっくりしたな~

ほんとにびっくりした。


車で興奮を抑えきれず、舞い上がりながら帰ったのをよく覚えています。



飛び込みで行った歯医者さんも丁寧に話を聞いてくださり

他の歯医者さんまで紹介してくれる始末。

友人が紹介してくれたお店やスクールにも掲載を快諾してもらい、

暖かい人たちに触れながら営業のトラウマが少しずつ薄れていきました。



創刊号からずっと掲載をしてくださっているクライアントさんや

自分の職場やこどもの習い事先にぷぺぽをお勧めしてくれる読者さんまでいて

なんとありがたいことかと、日々かみしめています。

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